今でも、時々、ちびちゃんが夢に出て来ます。
いつも同じ夢で、ちびちゃんの小屋が出て来るのですが、私は「もうちびちゃんはいないんだから」って、中を覗く事はないのです。
でも、もしかしたらと戸を開けると、そこからちびちゃんが出て来て、「ちびちゃん、生きてたんだね〜。ゴメンネ、ずっと餌あげなくて。」と餌を食べさせたり掃除したりするのです。
夢なので、なんか支離滅裂なんですが・・・・今でも年に数回は同じ夢見るから、きっと天国で「事故に気をつけてね」とか「何か忘れてる事はない?」とかメッセージを送ってくれてるのかなって思います。

ある日、ちょっと用事があったので、父に車を借り、「1時間位で帰るから」と言って家を出ました。
しかし、家を出て10分位後に、私はハンドル操作を誤り、電柱に激突してしまいました。
側にいた人達が「大丈夫か!」って駆け寄って来てくれ、私は車を降りると、車はベッコリ、ドアはグッシャリ、ミラーはパリパリ・・・・でも、私は衝撃くらったわりには、不思議と傷一つなく、どこも痛い所がありませんでした。
当時は携帯電話とかは持ってなくて、そんな事があってバタバタしてたので、家に連絡する事も忘れて3時間位過ぎてしまいました。
まだ数回しか運転した事なかったので、「1時間位で帰る」と言って家を出て、ようやく帰って来れたのが3時間後・・・・母は私の身に何か起きたのではないかと心配していました。
私が事故の事を話すと、「やっぱりそうだったのね・・・・」
そう言って、ちびちゃんを抱えて来ました。
「え?なんで?」
母が抱えて来たちびちゃんは、冷たく固くなってしまっていたのです。
母の話によれば、私が家を出てすぐに、激しく雄叫びを上げだしたそうです。
「あらあら、今日は元気がいいわね」って最初は思っていたらしいのですが、あまりにも激しく鳴き続けるので様子を見に行ったら、ずっと外に向かって叫んでいたそうです。
母が側に行っても全く鳴きやまず「どうしたの?何でそんなに鳴いてるの?」そう声をかけながら側で様子を見ていたら、ちびちゃんが突然「コケーッ」と雄叫びを上げた瞬間、コテンと倒れてしまい、そのままスーッと息を引き取ってしまったそうです。
「おまえが家を出て10分位した時だったんだよ」
家を出て10分・・・・まさに私が電柱に激突した時間でした・・・・。
大破した車と無傷の私を見て母はこう言いました。
「きっと、ちびちゃんが身代わりになってくれたんだね。」
私は、ひよちゃんを抱きかかえ泣き崩れました。

これは、私が車の免許を取ったばかりの頃のお話です。
その頃は実家に住んでいて、ニワトリが二羽いました。
とてもよく懐いていて、一緒にドライブ行ったり、膝の上や肩に乗ったり、私が帰って来る時間になると、玄関の前まで迎えに来てくれる子達でした。
詳しくは
でも紹介させて頂いてます。
一羽はひよちゃんと言って、マイペースな子でした。
もう一羽はちびちゃんと言って、とても甘えんぼな子でした。
そして二羽合わせてひよU(ひよつー)と呼んでいました。
ちびちゃんは、普段はなんともないのですが、時々、呼吸困難を起こして、バタッと倒れる事があり、ずっと病院にかかっていました。
呼吸が落ち着くと、何もなかったかのようにスッと立ち上がり、スタスタ歩いて行ってしまうのですが・・・・あんまり長引くときは胸をさすってあげると、また何もなかったかのように、スタスタ歩いて行ってしまいました。
もな工房別棟 天国の部屋
